イソフラボンは、食品から摂取するほかに、外部からの使用でまた違った効果が期待できます。
化粧水やクリームなどの化粧品が一般的ですが、男女問わず毎日の習慣に取り入れやすい、ボディソープを使用してみてはいかがでしょうか?
(1)保湿力アップ
秋や冬、顔だけでなく全身のお肌が乾燥しやすい時期は、イソフラボン配合の保湿力の高いボディソープがおすすめです。
イソフラボン配合の製品には、豆乳発酵液という表示があるものがあります。
豆乳発酵液はその名の通り豆乳を発酵させた液体で、イソフラボンが含まれており、表皮細胞に与えると保湿力がアップしたという研究結果があります。
イソフラボンはお肌の水分を蓄えることができるため、乾燥知らずのお肌が目指せます。
(2)お肌の弾力アップ
また、イソフラボンのエストロゲン様作用で、ヒアルロン酸の生成も助けることがわかりました。
ヒアルロン酸はお肌の弾力を保つ上で欠かせない成分です。
化粧品などによく配合されているのを見かけますが、ヒアルロン酸は体内でも生成されているのです。
(3)お肌のトーンアップ
イソフラボンはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防します。
また、すでに作られてしまったシミ・そばかすに対しても効果があり、お肌の代謝を高めることで、新しい細胞をつくり古い細胞が排出されるサイクルを早めます。
そうすることで、お肌の美白効果が期待できます。
このことから、美白効果が高いとして美白化粧品に良く用いられる、アルブチンと同等の効果があることが確認されました。
顔だけでなく、首元やデコルテ、腕や脚なども、女性にとっては白くなると嬉しいですね。
(4)ムダ毛の減少
女性ホルモンのエストロゲンと同じはたらきをするイソフラボンは、ムダ毛に関りの深い男性ホルモンを減少させます。
継続的な使用で、少しずつムダ毛が薄くなったり、細くなったりする効果があります。
この効果は、除毛クリームや除毛石鹸などに良く使用されていることからもよく分かります。
このように、身体の乾燥や濃い体毛などに悩む女性のみならず、男性にもボディソープなら使用しやすく、効果が期待できることがお分かりいただけたかと思います。
ボディソープで身体を洗った後、お風呂上りにはイソフラボン含有の化粧水や、クリームなどでのケアを行うと、更なる相乗効果が望めるのではないでしょうか。