大豆イソフラボン&プエラリア・ミリフィカ情報

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海外から注目のイソフラボン

もともとアジア圏のように大豆を食べる習慣のない欧米でも、大豆食品に対する健康効果が注目されています。
国民の約3人に一人以上が病的な肥満と言われる肥満大国アメリカでは、それに伴って糖尿病や心臓病、高血圧など多くの疾患を抱える患者が増え、今や社会現象となっています。

この現状を何とかしようと、1999年にはFDA(米国食品医薬品局)が心臓病や脳卒中といった病気の予防に効果があるとして、大豆食を大々的に宣伝、推奨しました。
こうして大豆は政府お墨付きの食材となり、今ではアメリカのスーパーにも、豆腐や豆乳といった大豆食品が並ぶほどになったことから、多くのアメリカ人が注目するようになりました。
特に男性には筋肉の源として、また女性にはヘルシーなダイエット食としての認識が広がっています。
ちなみに、FDAが特定の栄養素の効果について言及するというのは、それまで前例にないことでした。
さまざまな効果をもつイソフラボンですが、現在特に研究が進んでいるのは以下のような効果です。

肥満解消効果

病気の効果に関して語る前に、まずはそれらの元凶となっている肥満を解消しなくてはなりません。
イソフラボンには、代謝のアップや脂肪の燃焼を効率的にするなどのダイエット効果が認められています。
内臓脂肪の脂肪細胞を細かく分化する作用を持ち、特に内臓脂肪型の肥満解消が期待できるため、内臓脂肪型肥満と呼ばれるメタボリックシンドロームの予防に効果的です。


病気の予防効果

強い抗酸化作用をもち、あらゆる病気の原因といわれる活性酸素を除去します。
また、悪玉コレステロール値を下げたり、ホルモンに起因する乳がん、前立腺がんなどのがんの予防をしたり、糖尿病患者に対し、インスリン治療で血糖値を下げやすくするなどの作用も認められています。
女性ホルモン様作用は、更年期障害、骨粗しょう症などの病気の予防にもつながります。


肥満が増加するアメリカの話は、もはや他人事ではありません。
現在では日本人も、食が欧米化して高脂肪なものばかりを食べるようになり、肥満や生活習慣病の罹患率は増加傾向にあります。

日本は先進国の中では肥満率が最低ランクとされていますが、その順位にあぐらをかいていては、すぐに肥満率の高い国に追いついてしまいます。
アメリカの努力にならって、私たちももう一度生活習慣を見直す必要がありそうです。
特に食べ物が私たちの身体をつくる源ですから、栄養効果の高い大豆食を中心に、健康的な生活に切り替えてみてはいかがでしょうか。

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