大豆イソフラボン&プエラリア・ミリフィカ情報

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イソフラボンと納豆

大豆製品の代表格ともいえる納豆は、イソフラボンをはじめさまざまな栄養素が豊富です。

1.納豆に含まれるイソフラボン

納豆1パックには、約30〜40mgほどのイソフラボンが含まれています。
1日のイソフラボン摂取上限値は75mgといわれていますから、納豆だけでとるなら2パックでその値に届くほどです。
ちなみに、豆腐だけでとるなら1日に1丁食べる必要があり、量的な部分を考えれば、納豆でとる方が楽であるといえます。

特定の食品だけをたくさんとるのではなく、色々な種類の大豆食品をバランスよく食べましょう。
もしもイソフラボンを多くとりたいのであれば、豆腐と納豆を入れた味噌汁がおすすめです。
味噌汁を多く飲む人は、そうでない人に比べがんの発症リスクが低いといわれています。

2.納豆に含まれる成分

納豆は、植物性たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルという、健康維持に欠かすことのできない5大栄養素すべてが含まれる優秀な食品です。
他にも、納豆独自の成分として、納豆のねばねばに含まれるナットウキナーゼがあります。
血液をサラサラにすることで、血栓症や心筋梗塞の予防に効果があり、注目されています。

3.イソフラボンと相性のいい食べ合わせ

納豆と青魚は、ご飯やみそ汁とともに朝食として定番の献立ですが、実は栄養面からみても相性のいい食べ合わせです。
納豆に含まれるイソフラボンと、青魚に含まれる不飽和脂肪酸(DHA、EPA)には、コレステロール値を下げるという共通の効果があり、相乗効果が望めるといえます。
また、不飽和脂肪酸は酸化しやすい特性をもっており、抗酸化作用のあるイソフラボンと一緒にとることで酸化を防止し、その作用を高めることができます。
青魚の他には、亜麻仁油、えごま油にも豊富ですから、納豆に小さじ1ほど垂らして食べると風味も良くなり、魚が苦手な人にもとりやすいでしょう。

他にも、イソフラボンと唐辛子の辛み成分であるカプサイシンの組み合わせは、薄毛や抜け毛の予防に効果が高いとされています。
発毛を促す物質を分泌させ、毛髪のサイクルを長くすることによって、抜けてしまうまでの期間が長期化するといいます。
手軽な組み合わせとしては、納豆とキムチを和えたり、納豆に唐辛子をかけて食べるのがおすすめです。

納豆や豆腐などの大豆食品を古くから食べてきた日本人は、そのような習慣のない国の人々よりも健康的な生活を送ってきました。
食の欧米化が叫ばれる昨今ですが、もう一度和食のもつ魅力に目を向けてみましょう。

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